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昼休み、さっさかお弁当を平らげて東京堂へ。行くと散財(無駄ではないから散財ではないか)してしまうから、月に2、3度ね、となんとなく自分の中で約束事。

目当てのユリイカは品切れだったけれど、永野護特集のものがあった。この前『ゴティックメード』を見に行ったからついつい気になって手に取る。(そして、そのうち読みたいと思っていたhyperpop特集も。)ゴティックメードの余波もあり、S Fが欲しかったので文庫を一冊。名作を買ってみるかと迷ったけれど(最後のユニコーンの新装版とか平積みされていて気になった。最後のユニコーンはハヤカワから出ているから同じ書棚にあっただけでSFではない。)読みやすそうな短編集を選ぶ。名作は図書館で借りて、気に入ったら買う方がいい。『アステリズムに花束を』。世界初の百合S Fアンソロジーですって。コミックコーナーで一目惚れして、『守娘』もカゴへ。上下巻同時発売とあったけれど、上巻しかなかったのでとりあえず上巻だけ。

「アロマンティックって恋愛感情がないってことですかね?」

人にもよりますが、私に関してはそのようなものと思ってもらって構いません

サイコパスとかではないですよね」

ちがいますよ

「感情はあるんですね」

 

馬鹿にすんな。なんの悪気もないのでしょうけれど。

でも、それでも、これは欠落なのだろうかと思わないわけではない。ずっと、そう。