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朝、ご飯を食べながらトピックカードをながめる。

この7月は「12万年ぶりの暑さ」らしい。https://news.livedoor.com/article/detail/24695463/

fou fouの巻きスカートとユニクロのリブカットソーを着て、フランスで買ったメダイをつける。髪はひとつにまとめて三つ編みにする。レースのたび靴下にマルゴの足袋パンプスを履く。4711のフローラル系のコロンを少しだけつける。サングラスをかけ、通勤用のかばんを持って、家を出る。日傘をさす。

太古の気温だ、と思いながら駅に向かうのはとても良い気もち。いい記事を見た。

お昼ごはんのおにぎりをコンビニに買いに行くだけでも日傘が必要。明太マヨとツナマヨで迷った挙句、値引きに釣られてツナマヨを選ぶ。久々に食べたら思っていたより具が詰まっていて得した気分。

急ぎの仕事があったので少し残業する。友達と約束をしていたけれど、彼女も残業で遅くなるとのことだったのでよかった。お店の予約には遅れたので申し訳なく思う。

 

近況を聞くと、とりあえず仕事については概ね楽しそうでよかった。「なんかつまんない社会人になっちゃった」と彼女は言っていたけれど、べつに彼女は十分おもしろい。

「クリエイティブは全然ない」とも言っていた。たしかに、何かつくってほしいなとは思うけれど。彼女が手でつくったものがけっこう好き。

 

恋愛のドキドキは初恋でないと得られないのか、みたいなことを話した。

恋愛的なドキドキとかきゅんきゅんとかそういったものを私はおそらく感じ得ないので、彼女は消化不良だろうなと話しながら思っていた。

 

「身体が近づく緊張じゃないの?」

それだけではないだろう、と思いつつ適当に思いついたことを言う。もちろん反論される。LINEとかでもそういうふうに感じることがあるらしい。これかなあ、と、中学生の頃付き合った男の子のLINEを思い出す。でもやっぱりそれは、慣れないことをしている緊張とか、特別に思うことを約束する(待ち合わせとかデートとか)ドキドキだった気がする。恋故か?と問われるとしっくりこないのです。

(「初恋という恋に慣れていない状況だからドキドキする」と捉えるなら彼女の言ったことはあながち私の思うことと食い違いないかもしれない。と今これを書きながら思う。)

 

誰とだって、それが恋でなくったって、

身体的にでもそうでなくとも、

近づこうとすること、

その人が平時みせないものをみること、

それが自分の意図したことでも意図せぬことでも、

それには恐怖と高揚をない混ぜにしたものを感じる。