ゼミの日。
今日はこれの二章をやった。
アイドルの卒業と脱退。
「卒業」を使うとき、アイドルの時間は線分的な時間で、はじまりと終わりがそこにはある。終わりが仄めかされてもファンは落胆しない。いつかくるものと思っていたから。
「脱退」を使うとき、アイドルの時間は直線的な時間で、「脱退」によって直線が半直線になる。終わりは予期せぬ(もちろん例外あり)ものだからファンは驚く。
「卒業」と「脱退」を時間的な終点として比較している。
そして「卒業」は美しい、という。
近年の歴史社会学が明らかにするところによれば、こと日本の 学校という文脈では、「卒業」という言葉には特別の意味づけが なされてきた。有本真紀によると「卒業」は、近代日本の学校空間で儀式化され、美化されてきたという。
「卒業」が美しい、というより「卒業」によって美しくなる、のほうがしっくりくる。
「脱退」ではなく、「卒業」だとそれまでのアイドルの時間が美しくなる。いいことも悪いことも、全部すてきだったよね!輝いていた……!とみんな(アイドルも運営もファンも)で了解する。
さっしーとか峯岸みなみちゃんも「卒業」した。ある種の禊を終わらせたから「卒業」できた。「卒業」させるために禊をさせた、とも言える?
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空きコマ。
もうひとつ授業が終わったらバイト。とても眠い。
眠いのはいつも。眠いのは雨だから。動き始めれば眠く無くなるの……きっと。
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はじめてエントリーシートでお祈りされた。そこまで嫌いな出来じゃなかったのだけれど、採用ご担当者さまには刺さらなかったみたい。悔しい! 会ってお話ししたかったなあ。