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苦しいけれど、これは取り除いてほしいものではなくて。私が笑い、発狂し、むせび泣き、意識をなくしても、慈しみ水をやっているものであり。損なうことをおそれているものであり……。しかし、ある他者からしてこれは病巣であり、ある世界からしてこれは異端であり……。"ある他者"は敵でなく、善意をもっていることもある。彼らは時代とともにその数と住まう土地を減らし、高く高く住まいを積み上げている。"ある世界"はあるところからみてたしかに美しく、完成しているが、かつての栄華は過ぎ去った(ように見える)。それでもそこに暮らす者は多い。無数の入口をもつその"世界"。ふとした瞬間、そこから伸びてきた愛の手に連れて行かれぬように。覗き込んだ穴に落とされぬように。こっそりと踏み込んで、生きて戻る。捕まらないように息を潜めて、水を汲みに行く、肥料アンプルを盗みに行く。なくては生きてゆけぬものを育てている。

22時40分…日記を書いて10分とすこし。

落ち込みがきそうな気配がしたが、知り合いのツイートをみてある人の名前を検索し、すこし元気になる。